実行委員会vs実行委員会 【後編】
実行委員会 vs. 実行委員会 【後編】
前回、我々赤褌は中夜祭のアホどもを先制した。と思っている。
だが
やつらがこのまま黙っているわけがない!
4年にもなってこんなことをやっているのだ、バケモノじみている。
気味が悪いにも程がある 全くあちらの動きが読めねえ、一体何を言ってくるつもりなんだ…? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【4】男祭りは妥協しがち?
高橋(中):男祭りの本分は夢を叫ぶことだからって、例えばダンスとか、他の部分のクオリティ妥協してんじゃないかって聞きたいものだね。実際2年前にそうしてしまいがちな自分がいたし、妥協は起きやすいんじゃないかなって。夢を叫ぶのがメインだっていうことを免罪符にしちゃうというか。たしかに「赤褌で夢を叫ぶ」ってインパクトはあるけど、そこに甘えるなって思う。
伊豆山(男):もともと8月末から練習する予定でしたよ。でも結局現状の予定では今日から練習なんですけど、今日はしないんですよ…担当の誰もフリ完成できてないから。昨日は入場の音楽が決まったし、カクカク曲は決まり出してるんですけど…
カクカク…?
高橋(中):…「おのおの」だろ!!!!!
高橋が束の間の静寂を破り、攻勢に転じた。
【5】間に合うの?
男祭りの代表 伊豆山は、二浪の末、早稲田大学に入った。
伊豆山(男):こないだ九州の料理がおいしい居酒屋に行きました。そこで大分県産の何かを頼もうとして「オオブン県のこれ下さい」って言ったんです…店員に大学聞かれて『早稲田です。』って答えたら、『いやあ、私学の雄早稲田、どうしちゃったんですかね』って言われました。実は僕二浪なんですって言ったら笑ってくれましたけど…
あと放火をホウビって読んだり、そういう抜けたところがあって。その積み重ねでいま練習が遅れているっていうか…
「『この』積み重ね?!?!?」笹津も驚きを隠せない。
伊豆山(男):いま超巻きでやってます…締め切り短くして自分らにムチ打ってます。
↑後日、深夜練の様子。
Q. 切羽詰まってる今こそ赤褌だよな?
伊豆山(男):今日は普通のパンツです。バッグには常に入ってますけどね、何があるか分からないですから。あ、僕は足の毛が濃いので本番に間に合うように剃ります。別の意味の黄色い声…歓声じゃなくて悲鳴が聞こえてきてしまいますんで。
【6】カタキじゃないよライバルだよ
先日「広研」さんへのインタビュー企画に大きな反響があったので、最後に無理矢理あやかることにした。
Q. お互い相手の団体に「貢献」できそうなことは?
高橋(中):隈前ステージ参加団体の中で、俺らと男祭りさんだけが単年度組織です。お互いイチからチームビルディングをやっていくにあたって、進捗とかもすごく刺激になっています。決まったカタもないまま進めていく単年度組織同士、刺激しあえたらなって。
伊豆山(男):中夜祭って広報でも色んな企画をやると思うんですけど、その中で赤褌が協力できればなと思います。これをやるっていうふうに企画のパターンが決まっていないからこそ、いろいろできるんじゃないかと。
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単年度組織は自由だ。
その自由さを活かすも殺すも自分たち次第。
男祭りは男祭りのやり方、中夜祭は中夜祭のやり方で、
慣れあうことなく、だが互いに切磋琢磨し、
早稲田祭2016年の大隈講堂前ステージにおいて好敵手でありたい。
でも、
間に合わなきゃ話にならねえんだよ!!
駆けろ男祭り、疾れ中夜祭!!
デブどもは腹の肉を揺らせ、不摂生老人どもは肺が破れるまで走れ!